ドイツ、バイエルン州で、骨格の98%まで完全な、獣脚類幼体化石が公開されます。一部に皮膚や原羽毛も保存されているそうです。10月27日から、ミュンヘン・ミネラルショーで展示されるそうです。
体長は72cm。まだ記載されていません。年代は前期白亜紀、約1億3500万年前、産出地は、ニーダーバイエルン、Kelheim。さらに詳しい産出地は公表されていないそうです。発見は2年ほど前で、バヴァリア古生物学・地質学州立博物館学芸員のOliver Rauhutをチーフとする国際的な研究チームが組まれているようです。ドイツの文化遺産にも登録されました。
今後の研究報告が期待されます。
追記:9月21日~24日、アルゼンチン、サンファン州で開催された、the Latin American Congress of Vertebrate Paleontologyで、この獣脚類に関する発表があった模様です。
RAUHUT, O. & FOTH, C. NEW INFORMATION ON LATE JURASSIC THEROPOD DINOSAURS FROM SOUTHERN GERMANY
残念ながら、要旨はアップされていません。
DinosaurMLでThomas R. Holtz, Jr.は ”Oh, okay. Then there you go. There are the big implications: A megalosauroid known from an essentially complete skeleton.With protofeathers." と、書き込んでいます。
SPIEGEL WELT ミュンヘンミネラルショー・プレスリリース
高精細の標本画像(4000×3000)
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( `ハ´ ) (木曜日, 13 10月 2011 19:18)
<丶`∀´> ニーダーバイエルン・・・
( ´∀`) いや、違うからね?Niederは「下」って意味だよ?
dinopantheon (木曜日, 13 10月 2011 20:50)
ああそうですか、ありがとうございます。
dinopantheon (木曜日, 13 10月 2011 20:54)
自己レスです。ウィキペディアでバイエルン州を見ると、行政区が7あり、その一つにニーダーバイエルンという行政区があるそうです。意味としては下バイエルンなのでしょう。