西川一誠福井県知事は4日の県議会予算特別委員会で、「恐竜キッズランド」構想を具体化し、
具体化に向け、テーマパークやキャラクター事業などの事業者、専門家を集めた検討会を今月中に立ち上げると答弁したそうです。
恐竜キッズランドとは、「福井新々元気宣言」に盛られているもので、さらに知事と県観光営業部長との政策合意によると、
・ダントツ日本一「恐竜王国」を目指して
「恐竜キッズランド構想検討委員会」を発足させ、化石発掘現場で恐竜の実物足跡化石を展示する「野外博物館」や「恐竜レプリカ工房」の在り方など、新たな魅力づくり、誘客の受け皿づくりを検討し、「恐竜渓谷100万人構想」の実現につなげます。
また、観光営業部内に「ふくいブランドビジネス化センター(仮称)」を設置し、新たな恐竜ブランド商品の開発や、ロゴマークの販売、恐竜骨格の貸出し・監修先を拡大するなど、官民の知恵、技術、資金を組み合わせ、恐竜のビジネス化を進めます。
勝山市内では、観光客が周遊する恐竜関連ショップ等の開設を目指すほか、ミュージアムショップでは博物館に相応しいオリジナル商品を充実させることなどにより、利用者の満足度向上と売上げの拡大を図ります。
さらに、平成24年が「辰(竜)年」であることから、大手プロダクションと共動し、恐竜好きタレントを増やし、活動してもらうことで、恐竜に馴染みの浅い人にも「恐竜王国ふくい」を発信し、新たなファンの開拓につなげます。
と、すごく野心的なことが並んでいます。
既に、9月27日の産業常任委員会で理事者側が同趣旨の答弁をしています。これに引き続き知事が予算特別委員会で答弁したことにより、この具体化は確定となったということでしょう。
報道によると、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの参加などを求めているというので、これまで日本に存在しなかったアミューズメントが誕生するのかもしれません。
福井新聞(9月28日) 「福井新々元気宣言」推進に関する政策合意
MSN産経(10月5日)
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