中国、内蒙古自治区のジュラ紀の地層から、交尾中のアワフキムシのつがいの化石が発見・記載されました。交尾中の昆虫化石として最古の例ということです。
化石は、中国内蒙古自治区赤峰市寧城、道虎溝のJiulongshan(九竜山)層から産出したもので、年代はジュラ紀中期の後期(カロビアン-バトニアンの境界 約1億6500万年前)とされています。
Anthoscytina perpetua 新種
種小名:ラテン語'perpet' 永遠の愛の意味。
この化石の発見により、アワフキムシの交尾の姿勢が1億6500万年前から変わっていないことがわかったということです。