午前中は豪雨にたたられ、午後は雨に濡れていない石がある旧物産館に移動する一日でした。
朝から雨がぱらつく天気でしたが、皆めげずにテントを立て、石叩きを始めました。しかし、10時半ごろになると作業を続けられないほどひどくなり、全員、建物の中に退避です。
建物も、軒先からの雨だれが滝のよう。そのまま内部に浸水の危機。ここで、今まで丸太の上に重ねてクッションとして使っていたビート板の新しい用途が開発されました。それは、遮水壁としての用途です。外部からの浸水を断ち、内部の水をデッキブラシなどでかい出し、ようやく事なきをえました。
雨で石が濡れてしまったので、午後は濡れていない石が保管されている旧物産館(旧調査センター)に移動し、トリチロ石たたきをすることになりました。トリチロ石に化石が入っていることは稀なのですが、入っている場合、名前のとおりトリチロドンの歯など貴重な化石が得られるのです。成果はどうだったでしょうか。
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Ba2 (水曜日, 27 8月 2014 01:30)
大雨の中の調査、お疲れ様です。結構な降りだったようですね。高解像度降水ナウキャストで見ても、なかなか毒々しい色の範囲に有りましたね。本日も雨が残るようですが、作業の方、ご安全に。
dinopantheon (水曜日, 27 8月 2014 11:42)
27日は午前11時頃までは、薄曇りでしたが、その後断続的に雨が降っています。当初、野外調査が予定されていましたが、当然中止です。ところが帰途、鶴来まで来ると、全然雨の気配がないのですよ。白峰は山沿いだから湿った空気がぶつかって降りやすいのかもしれませんね。