8月27日午前11時頃までは薄曇りの好天でしたが、その後断続的に雨が降り出しました。私の参加は今日までです。
今朝は薄曇りのいい天気、適度に光はあるし、暑くもない。でも、調査参加者はずいぶん減りました。昨日のお昼に調査隊のWさん、山形のKさん、横浜国大のOさんが帰り、今朝早稲田大のYさんたちが帰ったためです。今日明日は、初日から参加してきた人と後半参加者の方との入れ替え時期になってしまいました。
そんな中ですが、平山先生は皆が調査しやすいようにと、倉庫から出したばかりで硬いカメ石を大割りし、叩きやすくしてくれています。実は、石を叩く前に表面全体をよく観ることが肝心で、それは、化石が入っている場所の面から割れることもあるからです。Hさんによれば、「表面観察が6割」とのことです。今日も「カメのベルサイユ」と言われるほど、表面にカメの甲羅の密集がわかる石も発見されました。
一方、調査センターの改修が始まりました。昨日のような豪雨でも建物や内部の資料に被害が及ばないよう、白山市職員の方々が急きょ雨樋設置作業を始めました。これで安心です。
しかし、タイムアウト!昼食後少し叩いて、私は作業を終えました。ここから桑島温泉バス停まで送ってもらい、バスを待ちます。旧調査センターで調査作業をしていたお二人が手を振って見送ってくれました。
でも、集中調査はまだ前半です。例年、後半のほうが良い成果を出しているような気がします。また、倉庫から出したカメ石もだんだん風化して叩きやすくなるでしょう。これからの人たち、期待していますよ!
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