ディノアライブの恐竜たち展

東京、新宿に大規模な恐竜展出現！

12月11日（金）から30日（水）まで開催されるイベントをのぞいてみました。

広々とした新宿住友ビル三角広場が会場なので、密を避けて安心して見ることができます。

普段動いている恐竜がただ立っている？

動いてこそディノアライブでしょう？

見る前は、こう思っていたことは否めない。動き、吠えるからあんなに怖くて迫力もあるじゃないか。

しかし、展示を見て印象は一変した。ただ立っているだけで迫力がある。それは、博物館で骨格や復元像を見るのと同じ感じだ。決してつくりものを見る感じではない。

アロサウルス１号のように、初期から使い込んだメカニカルスーツは、動きに応じたしわが自然に生じ、「おまえ、よく働いたね」と、思わずねぎらいたくなる。

同じ種の恐竜であっても製作時期により改良が加えられている。まして、羽毛恐竜に変身したものに至っては、驚きでしかない。

この写真にように、ドラマを感じさせる展示もある。残酷な殺戮と見ることもできるだろう。しかし、捕食者たちにとって、ごく当たり前の行為だったはずだ。見る側にもいろいろ感じさせる展示だ。

展示される恐竜型メカニカルスーツの作成にあたっては、恐竜くんから最新の研究成果に基づく指導を受けているとのこと。例えばこのトリケラトプスも、背や腹の鱗の形など、注意してみていただきたい。

海外にも一見似たような恐竜ショーはあるが、ディノアライブは日本独自の技術を演出のもと、歩んできたもの。恐竜くんも、「海外の子どももとても喜ぶでしょう」と太鼓判を押していた。

間近でこのメカニカルスーツを見て、一緒に写真を撮ることもできる。1時間に１回、恐竜が出没、会場内を練り歩く。

新宿からも近い。おすすめする。