国立科学博物館(東京・上野公園)では、著名な化石ハンターであるロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年を記念した特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」を、10月10日(月・祝)まで開催しています。
本展は、化石ハンターとして世界的に有名なロイ・チャップマン・アンドリュースが、1922年に大規模な調査隊を編成してゴビ砂漠へ探検を開始してからちょうど100年を記念した展覧会です。
本展の目玉展示が、「チベットケサイ」の全身骨格復元標本と生体復元モデルであることや、太古に生きたチベットケサイの展示をきっかけに現在絶滅の危機にあるサイについて考える機会になることを願って、来る9月22日の「世界サイの日」※から、『ケ』サイの日キャンペーンを実施いたします。
※「世界サイの日」は、世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature:WWF)の南アフリカ委員会により2010年に提唱された記念日です。
「チベットケサイ」の生体復元モデルは親子での展示となっており、子どものチベットケサイが、一部で「可愛すぎる」と言われファンが増えていることをきっかけに、SNS上で名前を募集するキャンペーンを実施しました。応募総数169点の中から、本展の総合監修の木村由莉先生(国立科学博物館 地学研究部 生命進化史研究グループ 研究主幹)の選考により、子どもチベットケサイの名前が「ちべたん」に決定しました。
今回は、『ケ』サイの日キャンペーンとして、展覧会オリジナルグッズの中でも人気の高い、木村先生監修のチベットケサイの親子ぬいぐるみをモチーフとした<ちべたんシール>を、9月22日(木)から高校生以下のご来場者にプレゼントいたします。本キャンペーン限定のちべたんグッズをぜひ、手に入れてください!
■実施期間 :9月22日(木)~ ※数量限定(5,000枚)、なくなり次第終了
■プレゼント内容:<ちべたんシール>を未就学児 及び 小・中・高校生以下の
ご来場者にプレゼント ※おひとり様1枚まで
【「世界サイの日」について】
世界サイの日(World Rhino Day:ワールドライノデー)は、2010年に世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature:WWF)の南アフリカ委員会が発表した記念日です。現在、世界に野生で生息している5種類のサイ(シロサイ、クロサイ、スマトラサイ、インドサイ、ジャワサイ)の全てが絶滅の危機に瀕しているサイの現状を広く理解し、保護するために提唱されている日です。
【チベットケサイについて】
チベットケサイは鮮新世(約500万~320万年前)にチベット高原に生息していたサイの一種。チベットケサイの化石発見は、寒冷な厳しい環境に適応した哺乳類が氷河時代に各地に放散したとする「アウト・オブ・チベット」説を裏付ける証拠のひとつとなりました。
・チベットケサイ[英語名:Tibetan woolly rhinoceros]
・学名/Coelodonta thibetana(コエロドンタ チベターナ)
・産出地/チベット高原(ザンダ盆地)
・分類/哺乳綱 奇蹄目 サイ科
・時代/新生代 鮮新世(約500万~320万年前)
【開催概要】
●展覧会名 : ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周
年記念特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの
超大型獣~」
●会期 : 2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)
※会期等は変更になる場合がございます。
●開館時間 : 9時~17時 ※入場は閉館時刻の30分前まで
●休館日 : 9月20日(火)、26日(月)
●入館料 : 一般・大学生 2,000円 小・中・高校生 600円(各税込み)
●入場方法 : ご入場されるすべてのお客様は、事前に公式サイトで
日時指定予約が必要です。当日、会場で販売する当日券での
入場枠も設けていますがご入場までお待ちいただく場合や
入場枠が完売した際は入場できません。
●会場 : 国立科学博物館(東京・上野公園)
〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
●主催 : 国立科学博物館、日本経済新聞社、BSテレビ東京
●お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)
●公式サイト: https://kaseki.exhn.jp/
●公式SNS : @kasekihunters(Twitter、Facebook、Instagram)
※今後の諸事情により、開館時間や休館日等について変更する場合がござい
ます。
最新情報は公式サイト等でご確認ください。