7月13日からパシフィコ横浜 展示ホールAで開催される、巨大恐竜展 2024 内覧会の様子をリポートします
アレックス・パーチ氏(大英自然史博物館 教育普及部長)の挨拶のあと、関谷 透氏(福井県立恐竜博物館 主任研究員)による展覧会概要説明・ギャラリー解説が始まりました。
プロローグ
プロローグでは、巨大生物の代表としてトゥリアサウルスとステップマンモス骨格が転じされています
第1章 生物の巨大化
海生哺乳類、陸生哺乳類、翼竜類、魚竜類、カメ類、ワニ類、鳥類、頭足類、貝類、昆虫などさまざまな生物の巨大化をテーマに各分類群の代表的な標本を展示しています。
第2章 恐竜の巨大化
第2章では、さまざまな恐竜分類群のうち、獣脚類特にティラノサウルス類、角竜類、竜脚形類をとりあげています。また、巨大化とは逆の島嶼小型化の例も展示しています。
第3章までの間には、インタラクティブな展示があります。手を触れると卵が孵化する画面や、自分の体重はどの程度育ったパタゴティタンと同じなのかがわかる場もあります。
第3章 ティタノサウルス類 最も大きな恐竜たちのくらし
とにかく、この大きさに驚いてください!ほかの竜脚類がかわいく見えるほどの巨大さです。
全身がうつる写真は、この角度以外無理です。
その上で、周囲の展示も見てください。気嚢や心臓、消化器官。パタゴティタンを捕食したティラノティタンも!
第4章 さまざまな竜脚類
長い首と尾、太い四肢という共通したプロポーションをもつ竜脚類ですが、個別に見るとさまざまな違いが見られます。ここにはバロサウルスとフクイティタンのロボットも展示されています。
タイ産の竜脚類展示も見逃せません。
第5章 巨大恐竜の終焉
草食恐竜は草食恐竜同士で生存協商を繰り広げていました。北米では、竜脚類は鳥脚類と角竜類に次第に押されて衰退しています。植物の咀嚼脳力の違いや、被子植物が分布を広げたことが関係していると推測されています。
ここでは、鳥脚類としてチンタオサウルス、角竜類としてトリケラトプス頭骨、ヨロイ竜としてデンバーサウルスやクライトンプルタなどが展示されています。
ギャラリー
第1章 生物の巨大化
第2章 恐竜の巨大化 第3章 ティタノサウルス類
第4章 さまざまな竜脚類 第5章 巨大恐竜の終焉
グッズなど
【開催概要】
展 覧 会 名 | 巨大恐竜展 2024 |
会 期 | 2024 年 7 月 13 日(土)~9 月 13 日(金)※会期中無休 |
開 場 時 間 |
9:00〜17:00 ※8 月 10 日(土)〜18 日(日)は 19:00 まで ※入場は閉場の30分前まで |
会 場 | パシフィコ横浜 展示ホールA(横浜市西区) |
主 催 | 読売新聞社 |
共 同 企 画 | 大英自然史博物館、福井県立恐竜博物館、福井県立大学恐竜学研究所 |
協 賛 | DNP大日本印刷 |
協 力 |
北九州市立自然史・歴史博物館、群馬県立自然史博物館、国立科学博物館、 シリントーン博物館、徳島県立博物館、鳥取県立博物館、三重県総合博物館 |
後 援 | 神奈川教育委員会、横浜市教育委員会 |
公 式 サ イ ト | https://giantdinos-ex.com |
公 式 S N S |
X:giantdinos_ex Instagram:giantdinos_ex |
ア ク セ ス |
神奈川県横浜市西区みなとみらい 1-1-1 みなとみらい線 みなとみらい駅から徒歩 5 分 JR・市営地下鉄 桜木町駅から徒歩 12 分 |
お 問 い 合 わ せ |
050-5541-8600 (ハローダイヤル、受付時間9:00~20:00、年中無休) |